経営の心がけ: 2010年1月アーカイブ

小川三夫(鵤工房代表)さんは、「法隆寺の鬼」と称された西岡常一棟梁の唯一の弟子として、約20年間、師の教えを身近に受けて来られました。
小川さんは、「素直になれない子、中途半端な知識を身につけている子」に対して、次のような苦言を呈しています。
「そういう子は、その人間性ののぼせた感じがなくなるくらいまで、怒り倒さなくちゃならないんです。 怒り倒して、素直にものに触れられるようにならないと。 職人というのは、技を得ようとする人は、素直じゃなくちゃ絶対ダメ。 学ぶとは真似るということです。 素直に真似なくちゃ真似になんないわけですから」
あの王貞治さんを世界のホームランバッターに育て上げた打撃コーチの荒川博さんも、「習い方がうまい人とは、習う素直さがある人だ」と、期せずして同じようなことをいわれています。そして、王さんが自分に口答えをしたことは一度もない、と。
尊敬する師を持ち、その教えをまっすぐ素直な心で受け止め、確実に実行していくこと。そこから新たな人生がひらけてくるのだと思います。

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